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ゆかのんかズよみごと!!

読んだこと見たことを思い出したらお知らせします。

今日の一作vol.226 偽りの花嫁と真実の恋…中華風ロミジュリ風

郭国に滅ぼされた煌陽国の最後の皇子・煌は一族が生き延びた森の奥で煌姫と名乗り、女子として育てられる。
ある日蛇に咬まれて動けないところを近くに避暑に来ていた瑛に助けられる。
煌の隠れ住む村で瑛は剣術の相手をしてくれたり、薬を分けてくれたりとすんなりと馴染んだ。それから8年後に再び姿を見せた瑛は立派な青年になっていて、煌は女性として全くバレない自分を悔しく思うと同時に瑛に憧れる。
瑛もまた美しく育った煌を見て娶りたいと申し込むが、男であることを謂えないから煌は泣く泣く断る。
それから二年後に突然郭国から第二太子のお妃候補として皇城へくるように言われ拒否できずにあがることに。
しかし第二太子の騎瑛は村にやって来た瑛で。

読み応えたっぷりでした。
お妃選びのところも面白かったのに、まだ悪者退治もあって読めば読むほど楽しい。
もちろん恋もあるし、男とばれても全然構わず好きだと言ってくれる瑛はかっこいい。
満足感!

今日の一作vol.225 第八王子と約束の恋…かわいらしい出戻りのわりに純粋な王子と若き国王の執念の嫁取り

第八王子と約束の恋 (リンクスロマンス)

第八王子と約束の恋 (リンクスロマンス)

エフセリア国の第八王子フランセスカは是非にと請われて嫁いでは破談になり出戻ること9回。フランに落ち度は全く無いのに相手は真実の愛とやらをみつけてしまう。優しく美しいと評判のフランは一応仕方のないことという顔はするが、傷つかないというわけではない。
10回目もダメだったら、もう独りで一生生きていくと決めていたが、その10回目の縁談でやってきたカルツエ国の国王ルネは本当にフランを好きで優しく、フランを護ると言ってくれる。この人ならと、フランもよき妻そして王妃になろうと努力する。


なんかかわいい2人です。
二人は実は子供の頃に会っていて、その時にルイはフランに恋し、大人になったら結婚を申し込むと約束していた。フランは大人になって自分が独りだったらね、という軽い気持ちだったけど、落ち込んでいたときにそばにいてくれたルイのことを大切な思い出としては覚えていた。
ルイはフランを好きすぎて、初夜でフランが無理だと断ったらひいてくれ、しかも暴走しちゃだめだこらと抱きしめることもしない。
だんだんとフランはルイを好きなんだけど何もされないことに苛立つし、でも自分が何かしてまた離婚なんてされたらと思うと何も言い出せなくて。
うーん、フランの気持ちわかるわー。
でもルイも若いからしかたないのよねー。
とお節介婆さんのように突っ込みをいれなから読んでました。
カルツエ国の騒動もフランが動いてなんとか解決。
やっと挿入できてよかったね。
ほのぼのなお話しでしたわー。

今日の一作vol.224 人魚姫の真珠…絵が自然と浮かび上がってくる世界観。でも孤島の因習はいづこも怖いものですよね。

人魚姫の真珠: ~海に誓う婚礼~ (キャラ文庫)

人魚姫の真珠: ~海に誓う婚礼~ (キャラ文庫)

アイルランドの孤島に古くから伝わる人魚の伝説。メロウと呼ばれ人魚の力を受け継ぐ者はその島の権力者オドンネル侯爵の愛人となり侯爵家を守るかわりに侯爵家には島を守ってもらう。
だが時代とともに風習も変わり、メロウを侯爵が愛人とすることもなくなり、またメロウが見つけだす天然真珠を侯爵家に隠して闇売買したりと島中もはや侯爵家を邪魔にするように。
そして新しく侯爵家を継いだリアムは島にやってきてすぐ嵐にあい海に。それを助けたのは純粋な神子の血筋ではないもののメロウとしての力を持つ水凪。だが、水凪は親にも見捨てられ、わずかな食料や小銭とひきかえ真珠とそしてその体を島の男達にいいようにされていた。穢らわしい淫売だと言われていたので、リアムを助けたのは自分だとはいいだせなくて。


人魚姫をBL風にうまくアレンジしてあります。
二十歳までに愛する人と愛し合わないと海の泡になるとか、真珠を飲むと生きられるとか色々条件が必要ですが。
でもこの話はめでたしめでたしです。
途中水凪がいじめられるのとか陵辱されるのとかはあんまり読みたくないですけど、それも水凪の純粋さを表すには必要なんで辛い。
リアムも高潔なお人ですな。 
もうちょっと周りに出てくる人が良い人が多ければいいのに。
いじめる人ばかりで、ちょい、ラストはハッピーエンドなんだろうなと思っていても辛すぎ。
まあ物語、物語。
真珠が魔法の薬になっているのもこの話ならではのアイテムですね。ちょっと美味しそうなかんじでした。

今日の一作vol.223 空に響くは竜の歌声…異世界ファンタジーBL。わりとほのぼの。

竜王の妃として異世界エルマーン国に召喚された守屋龍聖。その昔守屋家と竜王との間で交わされた契約。それは竜の聖人として竜王にエネルギー・魂精を与えられる人間をリューセーとして18になった時にエルマーンへと召喚し、妃となれば、守屋家は繁栄するというもの。
その契約を知らずに召喚されてしまった龍聖は困惑したものの、元の世界には戻れず妃になれば家族も安泰だと知り、とにかくエルマーン国を、そして竜王を知ろうとする。
色々驚かされることばかりだが、竜王のフェイワンは心優しく一目惚れだと龍聖を愛していると言う。
男同士ということは怖いが、自分がこの世界を救う手助けができるならと、そしてみんなの気持ちをしり受け入れていく。


面白かったです。
異世界ファンタジーは好きです。
竜王との契約とか色々と設定が興味深く上下巻を一気に読みました。
設定のもっと詳しいことは読んでみてくださいな。
特に物凄い殺伐とした争いはなく、少しありますが、大したもんではなく、結局子供ボロボロ産んで良かったねー。
異世界もいいね。
男同士でもイケるもんだねー。
とか。
そんなほのぼのな感想です。

今日の一作vol.222 すべてはこの夜に…心に沁みる!不器用な男たちの恋愛!

すべてはこの夜に (キャラ文庫)

すべてはこの夜に (キャラ文庫)

闇金での借金のために、持ちかけられた話にのった加持。それはある男を撃ってこいというもの。拳銃を渡され目的の場所に行ってみると、その相手は大学時代に付き合っていた湊だった。
湊は極道になっていて、次期組長候補だという。
加持はそのまま湊の部屋に捕らわれ抱かれる。逃げても闇金の奴らに捕まって最悪殺されだろう。ならば同じことだと湊のもとに。
湊は加持の借金や騙した相手を見つけて落とし前をつけてくれたという。湊は加持をどうしたいのか。
何にも心を動かさない湊は加持にだけ執着していて。


読み終わった時大きなため息が、それも満足の、が出ました。
英田さんも書いてましたが、かなり古い話だそうで、でもこういうじっくりした話はいいです。
育った環境のせいか、湊は感情を表に出せない人間になり、自分が加持に恋していることもわからずにただ体の関係を持っていた。憎しみだけでもむけてもらいたいとは愛の裏返しですね。
ドラマチックです。
よかったー!

今日の一作vol.221 湯けむり子連れ甘恋日和…癒やされました!

湯けむり子連れ甘恋日和 (幻冬舎ルチル文庫)

湯けむり子連れ甘恋日和 (幻冬舎ルチル文庫)

誰もが目をひくイケメンの汐見諒太。だがそのためにやっかまれたのか同期や同じ部の先輩に裏切られたりして会社で倒れそのまま退職。転職活動中に迷い込んだ商店街の銭湯花乃湯で凶悪なツラがまえの史親と可愛い赤ちゃんに出会う。色々疲れていた諒太は、こちらも銭湯業と子育てに疲れていた史親を助ける意味もあってしばらく住み込みで働くことに。
そして史親や小春ちゃん、猫のマロや商店街のみんなに必要とされ親切にされ徐々に立ち直っていく。
また史親の意外な優しさや憧れる身体つきにドキドキして。

可愛いし癒やされるし!
もー読んで!
エッチは少ないさ、そりゃ。
あーもうってほど邪魔はいるけどね。
会社でのいじめのこととか、ストレスによる味覚障害とかもうまく銭湯へのふりになってるし、うまいです。
マロの肉球をムニムニしたい!

今日の一作vol.220 甘くて純粋、少し悪党…心を解放できるのはundoで

甘くて純粋、少し悪党 (幻冬舎ルチル文庫)

甘くて純粋、少し悪党 (幻冬舎ルチル文庫)

真中は幼い頃から同性に性的いたずらをされ高校では親友と思っていた相手に強姦され、トラウマに。劣情を持たれるのは何故なのか、この苦しみから立ち直る術を探すかのように心理学を学ぶ。だが支持していた教授にも襲われ、そこに助けに現れたモデルの薫莉とどうしてか恋人同士に。
薫莉は育ちからかセックス依存と思われるほど誰彼構わずだったが、真中に会い、モデルのではなく、ひとりの人間として話しをしてくれることに興味を持ち、恋情へと。
真中も避けていた同性との行為も薫莉となら自然に受け入れていた。
そして自分に自信のない真中は、華やかなモデルという職業の薫莉を少しでも繋ぎとめておきたいと思うようになり。

重い~。
心理学的にということもあり、真中の生い立ちや薫莉の生い立ちがヘビーすぎる。
でもこの二人だから一緒にいられるのだね。
まさに運命の二人。
最終的に薫莉もこころを取り戻したって感じだし、真中も薫莉がいるから自分を大事にしようと思えて良かったね。
しかしそんなに襲われてんだから、警戒しろよ。男子校なんかに入るなよ。
とつっこみたくなりました。
undoについては、ちと共感はできないというかソフトSMでも好きじゃないので。