今日の一作vol.289 Love Love Hip~壁尻の彼氏~…夜のおともに
Love Love Hip ~壁尻の彼氏~ (二見書房 シャレード文庫)
- 作者: 西野花,MAM☆RU
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
だが突然海堂は姿を消してしまった。
その後両親も離婚し、奏多は何も考えずに勉強して大学へ。
一人暮らしを始めてからゲイ向け壁尻専門の店を見つけ、海堂に教えられた性嗜好も抑えられずにバイトするように。
だが、その店に新店長としてやってきてのはあの海堂で。
好きなプレイなんで楽しく読みました。
まあ壁尻の部分はそんなに多くなくて、主に海堂と奏多のエッチ、エッチ、エッチ。
夜のおともにもなるのですが、好きだから離れたけどやっぱお前が一番、というストーリーもあるので、壁尻プレイばっかりというわけにもいかなかったのでしょう。もうちっと欲しかったなあ。
うんうん。
親子の情も少々。
今日の一作vol.288 はじめての恋わずらい…甘くてもこってりではなくふんわりなんです
- 作者: 間之あまの,カワイチハル
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2017/08/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
そうして端からみると恋人同士のイチャイチャとしか思えない二人の態度だが、直史にははじめての親友という認識。聡真は気長に待つようだが、直史は酔うとキス魔になるらしく、理性も切れそうで。
新装版ですが、書き下ろしが入ってよりラブラブ度があがって、読みやすくなりました。
ボケボケで純粋な直史と年下ながらなんでもごされな聡真はぴったりです。
聡真のお兄ちゃん晃貴の変化球な愛情も慣れれば良い感じです。わたしは好みの変人さ加減ではないけど。
まあぼんやりと恋を自覚して、ストレートに表現するのは直史らしくてよいですねー
聡真くんもよく耐えた!
自覚するまで待つとはいってもなかなかどうしてたまらんだろうに。
いや良かった。
書き下ろしのほうで聡真のおばあさまに頭が上がらないおじいさまがすきっすね。
今日の一作vol.287 キューピッドだって恋をする…諸々言いたいことはあるけど、とにかくかわいい
- 作者: 伊勢原ささら,梨とりこ
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
天使にとっては過酷な処分でもミュウは人間が大好きで一度行ってみたかった人間界で過ごせるとノリノリ。
いざ行ってみて、人間は善人ばかりではないと知る。人間界で暮らす天使を頼ろうにも連絡先がわからない。困ったところを助けてくれた石動は難易度マックスの人嫌い。でも捨て猫と一緒にミュウまも拾って面倒みてくれる。
本当は優しい石動をターゲットとし、どう彼に恋をさせるか、ドジなミュウは画策するが。
ダメな天使ミュウ。一生懸命な姿はわしゃわしゃと撫でたくなるのわかります。拾われた黒猫と同じ猫扱いで、ぶうっとふくれてもかわいいだけで。
いわゆる堕天しちゃうわけですが、爽やかに人間になっちゃうのが、ありですね。
石動の人嫌いは生まれ育ちのせいですけど、猫が救いになっててよかった。
雪だるまや天使など、相変わらず人外ですけど、面白い話でした。
今日の一作vol.286 この恋、受難につき…エロ坊主はかわいいお馬鹿が好き
- 作者: 椿姫せいら,猫野まりこ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
おばかで可愛い粉雪だけど、除霊のためとはいえ、いきなりはじめて会ったばかりの男とセックスしないとならないのはかわいそー。
最終的に慈海を好きになったけど、もっと段階をおってからエッチにいたる覚悟をきめさせてやってもよかったのでは?
慈海の変人さは面白いところではあるけど好みの変態さんではないかなー。
変態さが重なりすぎてる。
まあ新人さんなので、もう少しツボを絞ってもらえるとよいかなー。
でも読みやすかったです。
今日の一作vol.285 王と剣…強くて美しい男たちのお話し。うっとりです。
- 作者: 妃川螢,みずかねりょう
- 出版社/メーカー: Jパブリッシング
- 発売日: 2017/08/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
小国のために人質になるようなものと憤る。そして密かにルキウス王を暗殺するように命じられイオは自分の命にかえてもイリアを守ろうとする。
暗殺のために夜王宮内を探索するうちにバラ園に入り込みそこで精悍な黒衣の騎士アレクと出会う。彼と手合わせしたり語り合ううちに惹かれていくが、ルキウス王に対面の前夜にアレクに押し倒され。
結局各々の国の大臣とかの策謀なんですが、アレク=ルキウス王はしっかりとその辺押さえて、イオだけが振り回されて、ちょっと可哀想。
暗殺未遂の罪で処罰されるとばっかり思ってたのにいきなり結婚式だし。
唯我独尊のアレクを好きになっちゃったから仕方ないけどね。
麗しい騎士姿がみずかねさんのイラストで拝見できて嬉しい!
お話しとイラストがピッタリです!
今日の一作vol.284 ルームメイトの溺愛レッスン…あま~~い!でも楽しい~!いくらでもいちゃいちゃしてくれ!
ルームメイトの溺愛レッスン【イラスト入り】 (ダリア文庫e)
- 作者: 切江真琴
- 出版社/メーカー: フロンティアワークス
- 発売日: 2017/09/13
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
春人をノンケだと思っている司は料理上手で話も合い仕事もできる彼を好きになってはいけないと自制するが、なにかと甘やかしてくれる彼にどんどん惹かれてしまい。
司も春人も可愛いです。
司は天然で可愛いけど、春人は今までは来るもの問わず去るもの追わずの流され人間だったのに、初めて司の気を惹きたいと思って色々やってみているところがよいです。
いつまでもラブラブでいてくれ!
微笑ましくてにこにこしながら読んでました。
今日の一作vol.283 黒竜の花嫁…よくある異世界召還ものだけど、受が男前で良い
黒竜の花嫁【SS付】【イラスト付】 ?異世界で王太子サマに寵愛されてます? (カクテルキス文庫)
- 作者: 橘かおる
- 出版社/メーカー: ジュリアンパブリッシング
- 発売日: 2017/06/26
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
そして自分は黒竜でもある鸞王太子のつがい様として呼ばれたらしいが、そこには兄王子の陰謀がかかわっているらしく。
よくある話ですが、昴の性格がよい。
前向きだし、黒竜鸞の竜になったら自分を抑えられないと苦悩するのも理解してちやんと鸞と向き合うところが好ましい。
3日に一度はエッチしなきゃならないとしてもなんか鸞ならいいやというさっぱりしたところが、逆に惹かれる。
竜たちとのやりとりもかわいいし、鸞が早々に昴に惚れこんでヤキモチやくのもかわいい。
殺伐としたファンタジーありきのBLより、こういうBLありきのちょっと暗風味の話が好み。
男前な受はいいよね。