ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.75 平安調は好き。

シャレード文庫 牧山とも著
「花匣~桜花舞う月夜の契り」
花の匣 ~桜花舞う月夜の契り~ (二見書房 シャレード文庫)
蒸栗色の髪に翡翠の瞳という先祖返りの姿と家筋から遠予見などの力を持つ敦頼。大臣家の側室の子ではあるが、人から隠すように育てられた。母親が亡くなり庭へ出てしまったときに異母兄の雅宗に会う。雅宗は敦頼を見た目も気にせずに受け入れてくれた。成長しお互い気持ちを通じ恋人同士に。だがある日敦頼のことを知った帝に召し出されることに。

お話しはとても面白く超能力があっても関係なく愛し愛される人に出会えてよかったね。というラストもよい収まりでした。
ただ欲を言えばイラストがあわないかなあ。周防さんはスーツがよいかと。
敦頼がただの茶髪の兄ちゃんにしか見えず。ファンの方にはすみませんが、繊細かつ麗しいというには見えないです。
残念!