今日の一作vol.126 愛になるまで…待つのはつらいね
- 作者: 杉原理生
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2016/10/27
- メディア: 文庫
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連れ子同士の再婚で兄弟になった光里と一つ年下の瑛斗。義母とたまにうまくいかないときなども守ってくれていた。
でも大好きという意味ご幼い頃からとは違ってきているのがわかって家族としてうまくやるには離れなくてはと光里は全寮制の高校へ行っていたが、大学に進学するタイミングで両親は地方赴任することになり、高校生の瑛斗と二人で暮らすことに。
静かに淡々と話が進みます。
家族としてうまくやろうということにこだわるのは光里が、実母に置き去りにされたことから。
だからお互いに両想いでわかりあっているのに、怖がってしまう。
深いですねー。
欲を言えば、後日談が欲しいかな。数行でもいいから、就職して落ち着いてからの二人がいっそ海外に行って暮らしてるなんて設定で。