今日の一作vol.130 君しか見えない…恋愛的なものかと思ったら霊的なものも意味してるとは!?
- 作者: 栗城偲,木下けい子
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: 文庫
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哉は行きつけのバーで中学時代の親友で初恋の相手であった蓮司と偶然再会した。そして幽霊に取り憑かれていて怖いからと哉の部屋に転がりこんできた。
昔から蓮司は怖がりで、哉は全く信じていない。
複雑なまま一緒に暮らすが、気持ちは再燃していくし、周りは不穏なことが起きるしで。
怖いのと恋愛とうまくミックスされていて面白かった。
ちょいホラーで、人死には実はでてないのでグロくもなくよかった。
蓮司の辛さも哉の男前なとこもよくわかるし、よきかなよきかな。
祖師谷さんにもうちょっと登場してほしかったですね。
スピンオフとかでないかな。