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ゆかのんかズよみごと!!

読んだこと見たことを思い出したらお知らせします。

今日の一作vol.162 美しい彼・憎らしい彼…究極の、理解しあえない恋人同士。でも永遠にラブ。

美しい彼 (キャラ文庫)

美しい彼 (キャラ文庫)

憎らしい彼: 美しい彼2 (キャラ文庫)

憎らしい彼: 美しい彼2 (キャラ文庫)

吃音があり子どもの頃から底辺で生きてきた平良。人には理解できないマイルールで過ごしてきた。
そして高校二年の時に清居に出会い、彼の美しさ、誰にもかしずかない孤高の存在に打ち抜かれ、彼を見つめ彼の為にパシりにされることに喜びまで感じていた。そうして過ごすうちに清居と二人きりで話をしたり唯一の趣味らしきカメラで清居を撮ったりして高校生を終える。大学生になり、吃音を理解してもらえ平良は平穏な日々をすごすが、芸能界入りをした清居と再会しやはり崇拝するように追っかけと化す。
そのきもうざの平良に見つめられることに自意識を刺激される清居は自分で納得できないながら平良を好きになり、やがて恋人同士となるが。

恋人同士になっても平良は全く変わらずきもいストーカーのまま。
俳優としてどんどん売れていく中、平良も近くまで来いとばかりに清居は平良に色々挑戦させる。
自分だけ見てるきもうざの平良でいいとも思うが、恋人同士でいられるのは何かの間違いなんだと本気で言う平良にも頭にくるからだ。
平良も売れ始めてきた清居を誇らしく崇拝しているが、カメラで自分も清居を撮りたい。清居に、撮ってもらいたいと言われたいという欲求を自覚し、プロとでは自分ではまだまだ適わないとわかっているから撮りたいけど撮れないジレンマを抱え、そして恋人としての態度にも何かうまくいかなくなる。
そんな時に同じ事務所の安奈の芸能スクープに巻き込まれて、事件に巻き込まれ、仕事と恋愛と、お互いの想いと覚悟とを再確認する。
でもヤッパリ平良はキモく思考は清居には半分も理解できない。


二冊を通して、平良のキモくて清居をキングと崇める思考回路の理解できないとこが、全く予想を外れたところから、カっとんでくるのが面白かった。
そして清居の究極のツンデレが可愛いです。
もっと俺を見てろと眼力で言えるのに、今日は俺を甘やかせとは言えない清居。
身なりを整えれば味のあるイケメンになるのに、じっと追っかけに徹した平良を、自分しか貶すのは許せない、ダサキモの平良のままでいい!という独占欲。しつかり平良にベタボレなのに素直になれない。
清居のきもちはよくわかるけど、平良のきもちは半分もいいとこ。

でも凄く応援したくなる話でした。