今日の一作vol.178 黒将軍と瑠璃の花
- 作者: 秋山みち花,壱也
- 出版社/メーカー: フロンティアワークス
- 発売日: 2015/09/12
- メディア: 文庫
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亡国・焔のつながりなんですが、いきなり守護獣の黒豹になったりで天星は大変です。
天星は美羽に一目惚れし、そのせいで覚醒したんでしょうが、イマイチ下地があいまいのせいか、読んでて気持ちが入りません。
あらすじを読んでいるような気分でした。
もうちょっとなんで黒豹になれるのかとか、自分が黒豹になるのを自覚したシーンがあればもう少し深みがますのに。
洞窟のシーンとかあんまり詳しくはいらない。
あと美羽も綺麗なのはいいけど、ぼやーっとしすぎ。
皇子であるということのみで守られている。
天星と同化して守りたいとは思えない。
他作者の似たような話ありますが、その主人公は皇子として死に面しても凜としていて素敵なんです。
表紙などから期待したけど、ペラかった。
イラストは好きです。