ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.185 甘い恋の手ざわり…これも革フェチ。でもなんかエロいね革。

甘い恋の手ざわり (幻冬舎ルチル文庫)

甘い恋の手ざわり (幻冬舎ルチル文庫)

恵は革工房で働いていたが、工房は廃業。独り立ちしようにも資金がなく、母の知り合いだった高級クラブのママに誘われボーイとしてバイトをしていた。恵の浮き世離れした容貌や所作に好かれることもおおいご嫌われることもあった。
ある日客としてやってきた柏木が恵のつくったたばこケースを持っていた。つい嬉しくて柏木を気にしてしまったため、恵をよく思わないホステスから嵌められ、柏木のいるホテルまで行かされ、売りをしていると思われて抱かれてしまう。
忘れたいと思っていたが、柏木は逆に恵を気に入っているようで、恵の兄、頼が俳優をしていて、柏木の会社がドラマのスポンサーということもあり、ロケ先に連れて行ってもらったりと、連れ回される。
その中で柏木の会社で恵の革製品を扱ってもらえるチャンスをもらえ試作品作りにかかる。
その過程で柏木との関係や兄との関係にも変化が現れ。


ブラコンというのがキーです。
柏木が兄の頼に似ているところもあったり、兄との確執、恵からと頼からの視点など、実に分かりやすい。
そして革を目にして恵の変化かエロくていいです。
兄編もあるのですが、私は弟編のこっちが好きです。