ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.202 生活部へようこそ!…生徒会は雑用ばかりさ!

生活部へようこそ! (二見書房 シャレード文庫)

生活部へようこそ! (二見書房 シャレード文庫)

中学時代はボッチだった健太。猛勉強して誰も受けない高校へ入学。脱ボッチに迷走しても気づくとまたボッチ?
そんな健太が拾われたのは謎の生活部。強烈な個性の持ち主ばかりの中、一目で心奪われたイケメン王子の白鳥。
かなり厳しい部活動だけど、憧れの白鳥に構ってもらえるし、活動自体は学校の為になることばかりなので、頑張る健太。Sな白鳥たちと過ごすうちに段々と自分のダメな面も見直すようになり、ボッチでもなくなってきた。そして夏休みには白鳥と二人で旅行!?
一夏の経験しような、とまで言われて。。。

白鳥はえげつないですなー。腹黒ですなー。Sですなー。
なんも知らない健太を振り回す振り回す。
最初から目つけて自分を好きになるように言いくるめ、飴と鞭でしっかりいただいたわけですが、意外に健太はちゃんとしてたというか。

自分がボッチになるのは自分の気持ちしか考えてないという言葉に、ちゃんと反省して、周りの気持ちも考えてどう行動すべきか見つけたり、言いくるめられて生活部にいるのに、掃除ひとつにしてもやらされているというより、やって当たり前と考えられるのはえらいな。
そんな素直な健太だけど、白鳥を好きな気持ちをちゃんと言葉にして告げられたし、エッチばっかりなのはやだってのも言えたし。
逆に余裕なかったのは白鳥のほうだよね。
エッチばっかりなのも結局健太が可愛くてがっついてただけだし、わりと露骨に健太の周りに牽制して嫉妬もしてたりと、健太が大人だーと思うほど大人ではないのが、よかった。
おい、と思ったのはゲイで経験ありというのは高2なったばかりなのに早すぎないか?白鳥。
イケメン王子で女子にもてるのはわかるが。健太を悲しませるようなことをしてたなら許さんぞ!
なんてな。個人的に別にそれほど健太可愛いとは思えなかったので。
一押しは副長なんで。
メリーと副長なんていいんじやないかな。