ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.204 さよなら恋にならない日…今はちゃんと恋してきゃっきゃうふふしてます♡

さよなら恋にならない日 (ディアプラス文庫)

さよなら恋にならない日 (ディアプラス文庫)

雪谷の親友の湯原は物語の主人公みたいな人間で、誰もが目を向け誰もが好きになる男だ。そんな湯原が海外勤務になり、ぱったりと連絡が途絶えて、雪谷はなんとなくつまらない日々を送っていた。
そんなある日いつも行くレストランのウェイターが、道端で酔って転がっていたのを見つけ、介抱し家に連れて帰った。彼、慎は叔父を探して東京にでてきたといい、バイトをしながら家は転々としていると聞き、雪谷は自分のところにしばらくいてもいいと、慎を留めおく。
雪谷にとって湯原をしらない、雪谷を必要としてくれる相手で、興味本位からだったが、段々と慎のことが気になり、酔った勢いで体を重ねてからは、このまま叔父さんが見つからなくって、ずっといればいいのに。とまで思うように。
そんな時に突然湯原から連絡がきて。


気持ちをぐっと掴まれました。
何でも湯原と同じくらいできるのに、皆湯原を見て選んでいく。辛いですよね。
でも湯原は雪谷を好きだったという。
そんなん知らんわ。っていうか、湯原すげえ迷惑。
挙げ句、慎の叔父さんの庸介と結婚するとか言い出すし、それが雪谷と似ているとか、ふざけんなです。
慎が雪谷を抱いたのも庸介の身代わりかとそりや思うわな。
まあ色々ありまして、慎と雪谷は恋人になれたわけです。
よかった。バカップルになってくださいな。

まああれだな。湯原のカップルも読んでみたいな。
どんな葛藤があっちにあったんだっていう。
庸介さんは結構見た目より激しやすそうで、興味深い。