ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.247 うちの嫁がすごい~だって竜神~…ぬいぐるみサイズのかわいい竜神さまにチーカマを。

うちの嫁がすごい ~だって竜神~ (二見書房 シャレード文庫)

うちの嫁がすごい ~だって竜神~ (二見書房 シャレード文庫)

五十年に一度、竜神さまに生贄として海渡家の者が捧げられる。
カメラマンの脩平は本家の跡継ぎだが、赤ん坊を生贄にすると聞き自ら代わりを買って出た。
そして社で出会ったのは優しく愛くるしい竜神・蒼波。人型でもかわいいが、本体もぬいぐるみサイズ。聞けば時代なのか信仰心も薄れ、力も無くなりつつあるためだそうだ。
ずっと昔から見守ってきてくれた蒼波になにかしてあげられないかと、社に通い修理をしたりしながら蒼波と過ごすうちに、脩平は蒼波か愛しくてたまらなくなり。

ミニサイズの竜神さま、かわいい。
蒼波がお散歩するとかも想像すると可愛くてたまらない。
脩平がちゃんと人型でも竜神本体でも好きと言ってあげて良かった。
古くからのしきたりにはそれなりに意味はあるし、ちゃんと竜神さまを敬うのはいいのだけど、エスカレートしてくるのは困るよね。
因習って嫌よねー。
まあなんだかんだで、人間になれた蒼波。宝珠が砕けるときに、人の形で抱き合いたかったと思ったのが聞き入れてもらえたのか、よきよき。
チーカマ食べたくなりました。