ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.296 かわいくしててね…理想のタイプと現実に好きになるのは違うもんだよ

かわいくしててね (ディアプラス文庫)

かわいくしててね (ディアプラス文庫)

ゲイでもオネエでもないけど可愛いものが大好きで、愛猫のドナと過ごす時間が至福だと思う垣内。職場では隣の席の二本木が歯に衣着せぬ物言いでオフィスの空気を凍らし、それを垣内が諭すような毎日で疲れていた。反面言っていることは間違ってはいない。むしろ多くが黙ってスルーしてなあなあになるところを言ってしむう二本木にあれだけ言いたいことが言えればと、憧れる気持ちもあった。ある日二本木が、猫を可愛いがりたいのに嫌われると落ち込んでいることを知り、なら自分の家でドナに馴れてみること誘う。
二本木の小学生のようなふるまいや、表情に、まったく可愛くないのに可愛いと思えてしまって。


垣内の乙女なとこや可愛いグッズをみてもふーんで終わる二本木。
まったく子供ですね。
またなかなかのイケメンだからこそ許される振る舞いですね。
似たもん同士というか、割れ鍋に閉じ蓋のような感じで、面白かったけど、けっといいたくもなる。
勝手にやってろ、というくらい、ラブラブの甘々で、子供かというような焼き餅をやく二本木とそれが嬉しい垣内。
こいつらは絶対そのうちに職場にカミングアウトしちゃう気がするー。
落ち着いていきやー。