ゆかのんかズよみごと!!

読んだこと見たことを思い出したらお知らせします。

今日の一作vol.350 舟を編む…言葉を考える

舟を編む 上巻 (KCx)

舟を編む 上巻 (KCx)

舟を編む 下巻 (KCx)

舟を編む 下巻 (KCx)

辞典作成に携わる編集の人々のお話し。

読んだあとでは、感想書くのも言葉使いがあってるのか気を使いますね(笑)

実は雲田さんの絵は苦手でして。
よく言えばほんわりとした、でもでろっとした感のある絵ですよね。
こういう人情の話には向いてるとは思います。落語心中も読みましたが、面白いとは思うけど、私自身の好みではない。
なので、小説読む機会があったら自分の好みの絵で想像したいと。
ならなんで漫画をチョイスしたのか。
これまた三浦さんの小説も苦手なんですねー。
入り込みやすい自分好みの文てありますが、どうも読みだせない。
困ったもんです。

作中の主人公たる馬締さん、その他編集の方々の変さ、こだわり、すごい好き。
編集者になりたいと思わせる。
そして辞書を作り上げることの大変さ。
もっとちゃんと辞書をみてみよう読んでみようと思う。
わりと辞書ひくほうだとは思う。
この頃はスマホで検索が手軽なんだけど、子どもには辞書ひいてほしいな。
言葉を見つけた時のすっきり感、載ってなかったときのむかつき。
なかなか面白い。今度は辞書に載せるとしたらと考えることもありきですね。
アンケートとかとってるなんてしらなかった。
若者言葉はわからないけど、言葉は変化してそれを伝えていくために辞書はあるのだから、改訂していくのはそのためなんだと。
そういう理屈でいくと憲法やらも改訂されても当然なんかなー。
いえ話が飛びましたが、言葉は生き物なんだとつくづく思いました。