家で何か奇妙なことが起こる。工務店や植木屋、僧侶に相談すると紹介される営繕屋、かるかやの尾端。
霊能者ではなく普通の営繕屋。ちょっとだけお悩みの解決になるような直しをして終わるだけ。でもそれから奇妙なことはなくなる。
小作が六作品。
夜には読みたくないですね。
昼間でも怖いけど。
小野さんの作品はどうしてこんなに怖いのでしょう。
ホラーと銘打ってない、十二国記はファンタジーなのに、そこはかとなく怖い。
残穢はもちろん怖い(読んでないけど、映画の予告だけで怖い)しね。
すべてが日本の怪異を表現してる。おどろおどろしい。
てもさすがに上手い。
怖さの中に切なさとか侘しさが滲んでる。