ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.199 京恋路上ル下ル…エロいというより艶っぽい。京言葉はキます。

京恋路上ル下ル (ディアプラス文庫)

京恋路上ル下ル (ディアプラス文庫)

ゲイであるために家族と決別してしまったことも一因だろう、伊織は年上の家族を大事にする男性が好み。とはいえ不倫をするわけにはいかないので、体の友達はそれなりにいる。
そんな伊織は京町屋で古書店を営んでいたが、大学生の颯馬に告白されるが、拒み続けている。
そんないけずな美人の伊織を颯馬は諦めずに追い続けているが、ある日見知らぬ男と伊織がキスしているのをみてしまい、。

伊織のしたたる色気にくらくらします。
伊織が年上を好きなのは家族に対する憧れからなので、颯馬に抱かれて、初めて颯馬のことを男として意識して、恋するということに気づきます。そのところがかわいいですね。
初恋なんですよねー。
でもお世話になった先生の息子ということもあって、素直に受け入れないし、自分みたいなのが今更好きだなんていえない。って。
でも颯馬にヤッパリ好きだと言われて素直になります。よかったねー。
京ことばが、すごいいいんです。
京都行きたくなる!