ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.395  大阪マダム、後宮妃になる!…コッテコテやな!…知らんけど。

 

カーネルおじさんの人形を道頓堀に投げ入れられるのを防ごうとして一緒に落ちて死んでしまった大阪のアラサー女子が転生したのは鳳朔国の豪商鴻家の令嬢、蓮華。

前世の記憶を持っている彼女は、商売にも成功していたが、新しい皇帝の後宮立ち上げの際、父親に後宮へと送り込まれる。

商売のほうが好きだし、理想の男はバース。皇帝の寵愛なんていらんけど。とおとなしくしているつもりだったのに、他の貴族令嬢の嫌がらせに対抗していると、皇帝の天明にある計画を持ちかけられ、寵妃として後宮改革に立ち上がる。タコパを通して。

天明の計画とは?

そして蛸は手に入るのか!

 

コメディです。

一応、お家騒動もあり、蓮華の大阪マダムとしての行動が解決の糸口になるわけだけど、そこまでの深刻さでもなく。

コテコテの大阪人、こんな人いまだにいるんかい、とツッコミたくなるけど、まあお話ですから。

面白いですが、もう少しひねりとか、政治的な画策とかで、窮地に陥るとかがあってからの、なめとんのかいという展開が2、3回あってほしかったかな。

まあ2作目 ↓ がでるそうなので、天明との関係もこれからどう展開していくのか、期待したいですね。