ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.335 恋をするにもほどがある…思いこんだら一直線。でも自分磨きもする子はいつか報われる。

恋をするにもほどがある (ショコラ文庫)

恋をするにもほどがある (ショコラ文庫)

中一の時、母親の再婚により義兄となった亮介に一目惚れした凛。
一緒に暮らしたのは半年間だけでその後は海外へ赴任してしまい、たまに会うだけだったが、それでも亮介は凛に優しく甘く、恋心は募るばかり。16になったら告白しようと決めそしてトライするも弟としかみれないと、相手にされない。
それでも亮介の凛に対する溺愛は変わらず望みは捨てられない。
3年後に日本に帰ってきた亮介に、まずは可愛く役に立つ弟から恋人へとステップアップをはかろうと目論む凛。その時のためにお尻も開発も始めたが、うっかりバイブを亮介に見られてしまい。

かわいくて面白い!
亮介のために頑張る凛と、凛を天使のごとく可愛がる亮介。
お互い一目惚れ同士なのよー。
ただ年がねー。
亮介が勘違いだと思うのも無理はないよ。むしろ受け入れたら犯罪だからね(笑)
でもこういうカラッとした話はいいですね。
ヤッタヤラレタとかどろどろの陰湿なのとかも作者さんによっては味なのですが、幸せで終わるのがやっぱりいいです。
勝手にやってろ的な話ではありますが。
でも、お互いの気持ちを通じあわせるまでの2人の葛藤なんかは読む価値ありますよ。
名倉さんの話はキャラクターもしっかりしてるし話の運びも上手くてついつい読んでしまいます。
攻めがやや変態なのが好きです。
スパダリなのに変態なのがいいです(笑)