ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol. 367 青春は探花を志す┅結局やりたくないけど間諜やってしまう

 

青春は探花を志す 金椛国春秋 (角川文庫)

青春は探花を志す 金椛国春秋 (角川文庫)

 

やっと星家をたてなおし、本来の姿で生きられるようになった遊圭。国士太学へと進むが、身分の上下はないはずの太学でもやはり出る杭は打たれる。

遊圭の初めての友、尤仁は地方の良人の身分ながらも優秀で、様々ないじめにあう。

それが許せない遊圭は、首席の劉宝生ら一門の不正を暴くことに。

 

根が真っ直ぐな遊圭は色々鍛えられてきたとはいえ、やはりまだまだ若い。

後宮生活や異国への旅など、これでもかと苦難を乗り越えたにしても、まだ、玄月などの画策には負ける。今回もやっちまった。

まあ流刑とはいえ、結局ルーシャンのところへ行くことになって、たぶん次も色々ギリギリなところて、生き延びて、国の危機を解決することになっちゃうのだろうな。

ページをめくるたびに話が展開していくので、じっくりゆっくり読まなきゃ見逃しちゃうシーンもあって、大変です。

次巻も楽しみです。