今日の一作vol.259 空に響くは竜の歌声〈暁の空翔ける竜王〉…平和な御代は愛が故でしょう
空に響くは竜の歌声 暁の空翔ける竜王<電子限定かきおろし付>【イラスト入り】
- 作者: 飯田実樹
- 出版社/メーカー: リブレ
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: Kindle版
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だが龍聖は慣れるとともに先代のリューセーの偉大さに自信を無くしていき。
シリーズの次代目ですね。
キャラクターがとても生き生きしてるので、楽しく読めました。
ラブラブで微笑ましくて多少トラブルや国の危機もありますが、愛で解決ですよ。
前作を読んでないとわかりにくいこともありますが、背景が細かく設定されてるので、ファンタジーによくある曖昧さはあまりなく、納得で読めます。
卵から孵るところをイラストでみたかったな。可愛いだろうな。卵抱えた赤ちゃん。(o^^o)
今日の一作vol.258 神さまのビオトープ…世の中は秘密だらけで、みんな好きに生きていい。
- 作者: 凪良ゆう
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/04/20
- メディア: 文庫
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彼のことは秘密にしていたが、大学の後輩に知られてしまい。
うる波と鹿野くんの出会う人々との話を四編収録。
さすが凪良さん。
元々はBL書きではありますが、それだけでは済まない力量です。
木原さんや榎本さんにつぐ作家さんだと思います。
救済の話だと帯などに書かれてますが、わたしはそうだとは思いません。
世界の決めた常識という「正しさ」とは外れてしまった人々の選択。
それはそれぞれがきめることで、うる波と鹿野くんがその人々にかかわってはいるけど、道を示した訳でもなく。
ただ淡々と、そしてうる波は鹿野くんとずっと暮らしていくことがただの幸せなんだと言ってるだけ。
自分の幸せと他人の幸せは交わらない。
なにも救済とは思えない。
あとがきも何もないので、編集さんがつけたキャッチなのかはわかりませんが。
話はとても沁みます。
今日の一作vol.257 恋人候補の犬ですが…ストーカーの紙一重
- 作者: 名倉和希,壱也
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2016/03/28
- メディア: 新書
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そんな涼一の勤める会社の警備員・菅野俊介は涼一だけ名指しで毎朝挨拶をしてくる。
どうして自分だけ?と訝しく思っていたが、ある日残業して遅くなった時、部長に襲われそうになったところを俊介に助けてもらう。俊介が守りますとその日から帰りを送ってくれるように。
明らかな好意に戸惑うが、爽やかで逞しく魅力的な俊介に警護され大事にされるのことが嬉しく、次第に気持ちも傾いていくが。
ドーベルマンに懐かれてる感じ。(笑)
楽しかった。
結局同じストーカー行為されても、好きな人だったら許せるってことですな。
やー可愛い二人ですね。
今日の一作vol.256 相合い傘で子育て中…しっとりじっくり理解しあおう
【電子限定おまけ付き】 相合い傘で子育て中 (幻冬舎ルチル文庫)
- 作者: 雨月夜道
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2017/01/01
- メディア: Kindle版
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ツンデレー。
お互いにお互いしかいらない。
やっと気持ちを傾けられる相手ができてよかった。
雨の中に消えたくなるというのも、意味深でいい。
そして伊織もかわいい。
でも、タイトルだけ聞くと、可愛らしい話なのかと思いきや、結構ヘビー。
時代背景もあるけどね。
や、面白かったです。
今日の一作vol.255 にわか雨の声…言葉がみえても無口な彼相手だと難しい
- 作者: 水白ゆも,篁ふみ
- 出版社/メーカー: 心交社
- 発売日: 2016/04/09
- メディア: 文庫
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実は時雨は太陽の幼なじみ。
時雨は小さい頃から言葉に色が見え、それをつかんで飲み込むことも出来た。おかげでまわりの本心がわかり、オッドアイのことをからかったりされ、ひとりで過ごすことが多かった。引っ越して隣の家の太陽に出会い、言葉がうまくでてこないなりに、よく考えて出す太陽の言葉はとてもキラキラしていた。瞳のことも綺麗だと誉められ、時雨は太陽が一番になった。
ずっと一緒にいたいと願い太陽も時雨を好きだと確信し体を繋げるにいたるが、太陽は自分か暴走したのだと思い後悔。それに時雨は間違えたのだと思い時雨に関して忘れるようにと太陽にキスをする。
記憶の抜けに疑問を持ち、太陽は再会した時雨に問うが。
共感覚からの超能力ですが、面白かったです。言葉で記憶をとったり返したりすることができるのは面白い発想ですね。
時雨の子ども時代から追って書かれてるので、太陽にすべての気持ちを向けるのもよくわかるけど、もっと話しあえよと言いたい。勝手に判断すんな。
記憶消したら、自分が虚しいだけなのにね。やり方間違えましたね。
なんて、アドバイスをしてくれる人が、もっといればよかったのに。不器用な二人でした。
話は面白く、読み応えありましたが、時雨の屈折したところが、あまり好みの屈折具合ではない(^◇^;)ので、せめてもう少し後日談で楽しくラブラブな二人を読みたかったかな。
太陽のように無口なのが暴走するのは好きです。
今日の一作vol.254 覗く瞳、濡れる心…天然誑しの男前受は質悪い(笑)
- 作者: 中原一也,珂弐之ニカ
- 出版社/メーカー: 三交社
- 発売日: 2017/05/20
- メディア: 文庫
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順調に過ごしていたところへ再び突然久瀬がやってきて、桐原の家に居着いてしまう。久瀬はフォトグラファーとして名が知られるように。相変わらずな久瀬に桐原はペースを乱されて。
いい男たちがいちゃついてます。
なんだかんだとお互いに惚れてんだからねー。
桐原の店のスタッフたちの気分。
憧れの桐原の素の顔が見れるし、いちゃつきをみれるのは楽しい。
男前な桐原に誰もが嵌まる。
魔性なんだけど、凛としてる。
でも人に好かれることに鈍感なんだから質が悪いっす。
でも楽しい。
今日の一作vol.253 蜜恋エゴイスティック…忠犬わんこは猫かぶりより怖いかも
- 作者: 間之あまの,高星麻子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2017/05/19
- メディア: 文庫
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でもこんな関係は翔吾のためにはならないと別れるために上司に協力を頼むが。
わんこ腹黒~!
もうね、理詰め野郎が高圧的に諭してくるのは腹たつけど、わんこ装って囲い込みされると理詰めされてるのに頷いちゃう。
ある意味質悪い。
結局二人とも子どもの時からラブラブなんじゃん。
血が繋がってようが、すでに体の関係からなんだから、さっさと認めちまえ。
希理の抵抗まさに無駄。
シリーズの中でこの作品が一番好きかな。
別に単独でも十分ですが、所々の登場人物のつながりを知ってると楽しい。