今日の一作vol.64 愛しの。惚れたが負けってこと。
B-PRINCE文庫 ゆりの菜櫻著
「愛しの官能小説家」
「愛しの腹黒弁護士」
検事の幸久は先輩で元検事で今は官能小説家の藤沢を密かに恋しているが、気づかれないようにしていた。が、藤沢は何かと幸久を呼び出し小説のためとセクハラまがいのことをしかけてくる。
ある日藤沢の従兄弟の桐生弁護士から幸久は誘いかけられ、それから藤沢の様子がおかしくなり。
まったく本人達だけがすれ違ってて、馬鹿らしいほどです。
桐生弁護士が、結局面白がりながらもくっつけてやるわけですが、
その桐生弁護士が次では見事に騙されて腹黒弁護士に丸め込まれます。
両作品読んで、桐生弁護士が一番優しい人なんじゃないかな。
自分では悪者気取ってますが。
んで両作品で一番バカなのは藤沢です。
まーったく、かっこいいという幸久がわかりません。惚れたが負けですな。