ゆかのんかズよみごと!!

読んだこと見たことを思い出したらお知らせします。

今日の一作vol.305 真夜中クロニクル…旧版・新版ともに違った感動。好きです。

真夜中クロニクル (プラチナ文庫)

真夜中クロニクル (プラチナ文庫)

真夜中クロニクル (リリ文庫)

真夜中クロニクル (リリ文庫)

光線過敏症のニーナ。いじめられてひきこもりに。18の時に夜出歩いていると7津年下の陽光と出会う。邪険にしても慕ってくれる陽光。ニーナは少しずつ心を開いていく。そして月日が過ぎニーナは音楽で、陽光は役者として台頭していくことになるが。

ニーナと陽光の、苦しくてもそれぞれの道を進みながら互いに手を伸ばして、探り探り愛しあう様子が染み入ります。
新版のこちらは書き下ろしが一編入ってます。ニーナが東京へ引っ越した日のことです。可愛いです。
あとイラストが違います。
旧版は小山田あみさん
新版はyocoさん
どちらも好きですね。でも小山田さんのニーナは男前。yocoさんのニーナは繊細。陽光は小山田さんのほうがイメージぴったりかな。子供っぽいけど、いい男になりそうな感じが。yocoさんの陽光はもう大人として完成されてる気がします。
カットの場所も違うので、今回二冊を改めて読んで、同じ話ですが、なんかお得感ありました。
前もこの話をお薦めしたと思うけど、やはり良いです!