今日の一作vol. 384 十二国記「白銀の墟 玄の月」┅長い。四巻にするほどの内容の進展がない。18年空けての期待が高すぎた。
泰麒が蓬莱から戻り、李斎とともに行方不明の驍宗を探しに戴国へと戻る。
果たして驍宗を見つけ、阿選を討つことができるのだろうか。
18年ぶりの新刊がでるとのことで、この一月以上最初から読み返していました。
何度読んでも面白いなあと、わくわくしてなるべく時間があかないように続けて4冊読みましたが!
最初の2冊は導入にしてもいらない。いかに李斎たちが探しまわり、いかに泰麒が自分にできることをやろうとしてるかは十分にわかる。けど、そんなに詳しくはしりたいと思わない。
4巻からの一気に最後までの勢い(驍宗結局一人で出て来てるじゃん)がなければ、ちょっと金返せと言いたくなる。
そして最後に泰麒は蓬山へ、驍宗は阿選を討ったの?か?『戴史乍書』最後の一行まで読んで、ああそう。と。
まあ、この回の主人公は李斎だと思うので仕方ないけど、私は泰麒と驍宗のラブラブなところを読みたかった。
戴がやっとおさまったところで、次は柳と慶の陽子と天の意志の意味かな
グイン・サーガのように未完で┅。などということがないように、早めの完結を希望です。