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ゆかのんかズよみごと!!

読んだこと見たことを思い出したらお知らせします。

今日の一作vol.220 甘くて純粋、少し悪党…心を解放できるのはundoで

BL 読書

甘くて純粋、少し悪党 (幻冬舎ルチル文庫)

甘くて純粋、少し悪党 (幻冬舎ルチル文庫)

真中は幼い頃から同性に性的いたずらをされ高校では親友と思っていた相手に強姦され、トラウマに。劣情を持たれるのは何故なのか、この苦しみから立ち直る術を探すかのように心理学を学ぶ。だが支持していた教授にも襲われ、そこに助けに現れたモデルの薫莉とどうしてか恋人同士に。
薫莉は育ちからかセックス依存と思われるほど誰彼構わずだったが、真中に会い、モデルのではなく、ひとりの人間として話しをしてくれることに興味を持ち、恋情へと。
真中も避けていた同性との行為も薫莉となら自然に受け入れていた。
そして自分に自信のない真中は、華やかなモデルという職業の薫莉を少しでも繋ぎとめておきたいと思うようになり。

重い~。
心理学的にということもあり、真中の生い立ちや薫莉の生い立ちがヘビーすぎる。
でもこの二人だから一緒にいられるのだね。
まさに運命の二人。
最終的に薫莉もこころを取り戻したって感じだし、真中も薫莉がいるから自分を大事にしようと思えて良かったね。
しかしそんなに襲われてんだから、警戒しろよ。男子校なんかに入るなよ。
とつっこみたくなりました。
undoについては、ちと共感はできないというかソフトSMでも好きじゃないので。

今日の一作vol.219 喫茶男子と子守りと甘い恋…ネガティブ男子は子守りも恋も自己否定

BL 読書

喫茶男子と子守りと甘い恋 (幻冬舎ルチル文庫)

喫茶男子と子守りと甘い恋 (幻冬舎ルチル文庫)

喫茶店を営む和帆には8つ年上の兄和則がいて、その友人の達紀や後輩の正弘なども常連として店にかよってくれる。
和帆は自分が生まれたせいで母を亡くしたと思い、父や兄に申し訳ないという思いを抱えていた。なので父も亡き今は兄には出来るだけ恩返ししたいと思っていた。
そんな時兄の妻の亜弓が交通事故にあい入院、その息子祥吾の面倒をしばらくみることに。
しかし慣れない子守なうえ、二歳半という反抗期の祥吾には手をやく和帆。
次第に体も精神的にも疲れていく。
そんな和帆に達紀は無理をするなといい、頑なに和則や祥吾のために尽くすのに焦りを覚えたのか和帆に告白し自分のことも考えてほしいと言うが、和帆はこんな自分を?と困惑し。


色々めんどくさいですね、和帆くん。
達紀の目線で少し書いても欲しかった。
和帆が自分否定なのはよくわかるし、よくいえば無垢なのはいいのですが、そのネガティブさが前面にでていて、彼はどんな魅力があるのかわからないです。
達紀の熱情もあまり伝わらず、この人は和帆のどこが好きなのかなーと。映画などの趣味嗜好が同じなのと幼なじみ的なとことはわかるけど、察する範囲で、じわっとするだけでよくわかりません。
和帆の魅力が、可愛いとかわかりやすいなら達紀の気持ちもそれ程ふわりとしたものでも気にならないのに、ネガティブくんでは。
あと正弘の立ち位置はなに?
なんでこの人をこんなに出しているの?
例えば達紀が嫉妬するとか、恋愛の面でも味方になるとか、役割としてはもっと使えるのに、子守りの部分でしか関わってないので、必要性ないな。
中途半端です。
もっとつかってやって。

全体的にしっくりこない。
達紀をもっと頼れる男に書いて和帆を可愛がりまくると、甘い恋として成立するんだけどなー。
最後のほうでエッチ後の過保護加減をもっと最初からだしてて欲しかった。
最初からベタベタに和帆を構ってやればこんなに好かれてんのに気づかないなんておばかさん、とか思えたのになー。。

今日の一作vol.218 かわいいお風呂屋さん…別にかわいくなかった。地域復興話。

BL 読書

かわいいお風呂屋さん (ショコラ文庫)

かわいいお風呂屋さん (ショコラ文庫)

御宿商店街で銭湯「倉の湯」で働く勇輝。客足は減っているものの祖父の代でつぶしたくないと頑張る。そこへある日フレッドという外国人がやってきて、しばしば銭湯に入っていく。
王子さまのような彼が何だか気になる勇輝。ある時にはあとは清掃だけというラストにやってきたフレッドと一緒に風呂に入り兆してしまい、フレッドに処理してもらったりして、彼を好きなのだと気づく。
だが告白され恋人となった矢先にフレッドは商店街をショッピングセンターにする計画の責任者だと知り。

んー。可もなく不可もなく。
タイトルから勇輝がもっとかわいいかと思ったのに、独りでからまわってるだけのあまり魅力を感じない子でした。
フレッドも勇輝をそんなに好きだという熱が感じられず、これ恋愛してんの?という印象。
お風呂屋を中心にもってきすぎかな。
ドキドキしませんでした。

今日の一作vol.217 御伽艶夜~かぐや皇子と花咲か小鬼~…三太郎は脇役です。

BL 読書

御伽艶夜 ~かぐや皇子と花咲か小鬼~ (ビーボーイノベルズ)

御伽艶夜 ~かぐや皇子と花咲か小鬼~ (ビーボーイノベルズ)

月の皇子輝夜のお気に入りは庭の花を見事に咲かせている園丁のシロ。天仙と鬼人の半鬼。シロにとっては憧れの輝夜に戯れでも抱いてもらって嬉しい反面このままでは輝夜のためにならないと悩む。そこへ帝から地球上の鬼ヶ島へ行き戻らないように命じられる。
本当のことは言わず、鬼人にとっては出世とも思われる鬼ヶ島へと旅立った。
だが、そこは桃源郷などではなく。


よくぞまとめたといいますか。
鬼ヶ島はどこなんだろう?SFも入って面白かった。
結局輝夜の粘り勝ちといいますか、帝を追い詰めて譲位するまで静かに闘ってるのが、よかった。
力で無理やり政権交代することもできたのに。
シロへの愛と月の皇子としての意識が高いのがいい。
鬼人たちの悲哀もジンときた。
シロちゃんよかったねー。
他にお気に入りは一寸かな。
桃に入って輝夜のとこにやってきたとこがツボです。
三太郎は本当に脇です。

今日の一作vol.216 愛と獣…BLならではのサスペンス劇場

BL 読書

愛と獣: -捜査一課の相棒- (キャラ文庫)

愛と獣: -捜査一課の相棒- (キャラ文庫)

中学生の時に目の前で家族をひき逃げされた泉。その時警官の一色に励まされて何とか一人で生きることができた。
一色に憧れ、そして家族3人の命を奪った犯人は大した罪にならなかったこともあり、犯罪を取り締まる警官になる。
そして刑事になり同じく刑事となって泉の前から姿を消した一色と同じ課で再会しコンビを組むことに。一色は憧れていた彼とは別人のようにだらしなく、なのに刑事として優秀であった。
そんな日々の中事件が起こり、前科のある人間が自分のしたことと同じような手口で殺されていく。
どれも罪状のわりに軽い刑ですんだ人間ばかりで、その犯人は泉を同士としてとりこみたいと思っているらしく。

ついつい一気に読んでしまいました。
いつ何時自分が犯罪者になるか、法の限界、自分との戦いと愛する人
BLでしか読めない葛藤ですな。
犯人も泉を同士とともに自分のモノとしたいとBLならではの展開。泉はやられてしまいます。
それでも刑事として犯人を追い詰め逮捕し個人的な憎しみより法に則って裁きを受けさせることに。
一色も泉を守り愛します。
男くさいです。
いいです!

今日の一作vol.215 家政夫とパパ…セオリー通りでちょい不満。こどもっちは可愛い。

BL 読書

家政夫とパパ (ディアプラス文庫)

家政夫とパパ (ディアプラス文庫)

ハウスキーパーでベビーシッターでもある千尋。家政夫として優秀で人気のある彼の新しい職場は、シングルファーザーで人気漫画家の昴の家。なんと彼は中学の頃に千尋が好きだった同級生だった。昴と彼にそっくりな3歳の子ども尊。仕事で彼らの世話をするのだけど、どうにも抑えていた昔の気持ちがよみがえってきて。

再会モノと嫁または家族モノ。
パターン通りです。まあ子どもも可愛いし、昴も千尋も元々惹かれていたわけなので、元鞘的とも言えます。
昴が自分の家庭を持つことに憧れを抱いていて早々に結婚、離婚なわけで、これもまたパターンなんですねー。
好きなシチュエーションでまとまってるんだけど、可もなく不可もなく。
人気漫画家で前の奥さんもでてきたんなら、もう少し広げてマスコミとかでのピンチを煽ってもよかったかな。
あとエッチが少ない。子どもに邪魔されるのもわかるが、千尋の融通の効かないとこ、ちとイラッとした。
仕事中でも流されてみろやー。

今日の一作vol.214 伯爵と革命のカナリア…フランス映画を観てるような

伯爵と革命のカナリア (キャラ文庫)

伯爵と革命のカナリア (キャラ文庫)

美しい白い翼と天使の歌声をもつ有翼人種~通称カナリア
ひっそりと隠れて暮らしていたがその美しさから貴族の愛玩品として取り引きされるように。
幼い頃に攫われ見世物小屋で歌わされていたカナリアには珍しく黒髪黒い瞳のノワール。小屋の主人に鞭打たれ、もう声も枯れはてて娼館に売られるところを救ってくれたのは美貌の伯爵・シルヴェストル
彼に一人の人間として扱われ教育され愛情を注がれ、ノワールは美しく成長した。
そして貴族や国王の怠惰な圧制についに国民は革命をおこすことに。
国王に蒐集されていたカナリアたちも奴隷も解放するためにノワールも手をつくす。


ドラマですねー。
要はフランス革命的なものにカナリアたちをからめているわけです。そして伯爵とノワールの溺愛すり込み恋愛ですね。
しかもノワールはホントのまっさらで、伯爵も苦笑しきり。
保健体育のような話を実施で教えながらの初体験なんですからね。
てもあざとくならずに、きれいに書けていて良かったです。
この作者さんは何かと動物をからめてきますね。ライオンやらタイガーやら。
そっちはほぼ獣姦でちょいひきましたが、翼くらいならヒトガタなんでよかった。
ノワールの一途さのたまものですな。