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ゆかのんかズよみごと!!

読んだこと見たことを思い出したらお知らせします。

今日の一作vol.253 蜜恋エゴイスティック…忠犬わんこは猫かぶりより怖いかも

蜜恋エゴイスティック (幻冬舎ルチル文庫)

蜜恋エゴイスティック (幻冬舎ルチル文庫)

元モデルの希理は年下の翔吾と10年のつきあい。甲斐甲斐しく世話を焼かれ溺愛され体の関係もあるのに頑なに恋人とは認めようとしない。というのも翔吾は希理の異母弟。子どもの頃に弟の存在を知り、一度会ってからは姿だけを追っていた。見る度に格好よくなっていく翔吾に弟に対して以上の想いを抱いてしまう。偶然にも高校で後輩となり話をするように。そして告白される。断ろうと思ったけど、他の子にとられるかもと思ったらたまらず、体だけでいいならと遊びを装う。以来セフレの位置を保つが本当は大好きで仕方ない。
でもこんな関係は翔吾のためにはならないと別れるために上司に協力を頼むが。

わんこ腹黒~!
もうね、理詰め野郎が高圧的に諭してくるのは腹たつけど、わんこ装って囲い込みされると理詰めされてるのに頷いちゃう。
ある意味質悪い。
結局二人とも子どもの時からラブラブなんじゃん。
血が繋がってようが、すでに体の関係からなんだから、さっさと認めちまえ。
希理の抵抗まさに無駄。
シリーズの中でこの作品が一番好きかな。
別に単独でも十分ですが、所々の登場人物のつながりを知ってると楽しい。

今日の一作vol.252 おまえが望む世界の終わりは…わからないけどわかる。けどよく考えないと意味が汲み取れない。

映画監督兼俳優の佳人。今撮っている映画の操演を請け負う孔太はつい先月別れたばかりの恋人によく似た、でも苦手な年下の男。
会ったその日にやらせてくれないかと迫られる。でもどうみてもノンケで試したいからだという孔太にムカつき、途中まで演技して相手してやり、キッパリとやめさせる。
そんな態度で通すが孔太は10年つきあった彼女に振られ自分を見失っているという。親方にも頼られ同居させてやるが、おかげで孔太も佳人も自分でも知らなかった自分のことを受け入れることができ、そんなお互いを必要とするようになって。

難しい!
わかりますよ。わかりますけど、噛み砕いてもう少し書いてほしいかなー。
子どもの時代の過ちは誰でも大なり小なり経験するものです。
だからわかるけど、ニュアンスで理解したところも多く、抽象的な面もある。
菅野さんの話は子どもから大人への話が多いというか。
凄い思い入れで書いてあるというのはあとがきにもあったけど、読んで楽しい話が好きなので、悲惨な話などは現実的じゃない話は読みますが、現実感ありありなんで、ちと苦手でした。
ごめんなさい~~
この説明でよくわからないという人は読んでみて下さい。

今日の一作vol.251 錬金術師と不肖の弟子…思いがけず楽しかった!

幼い頃の記憶がなく、田舎で老錬金術師エレズに育てられたリクト。ある日エレズの命で王都に上京し、錬金術師アダルバートに弟子入りすることに。だが、着いてみるとアダルバートはギルドにも属さず変わり者といわれるが凄腕の錬金術師だが、弟子はとらないと断られる。エレズの命だというと、居候は許してくれた。かくして同居生活が始まるが、出掛ける時は老人の姿だが、術を解くと麗しい美青年のアダルバートにリクトは胸の奥が疼く。そして、断片的な記憶が蘇ってきて。

ファンタジーですな。
読み始めるまでは胡散臭そうな話じゃあ?と思っていたけど、どっこい。
リクトのすっとぼけかたやエレズや竜人のレナート様の突き抜け方がツボに。
話も色々噛み合っててそれがちゃんとまとまるのが凄い。
結果リクトはエリオット王子の器でエリオットの魂がリクトの中にあるわけだけど。よくある生まれ変わりで前の恋人だからまた愛してくれるのかと悩む主人公なんかありますが、アダルバートはむしろリクトを好きなのがちやんとわかるので、リクトも鈍いながらも、その辺はあまり悩まず、ただ一緒にいられて嬉しいと言えて良いなと思った。
あんまりグダグダ悩まれるとうっとおしくて、話を楽しめない。
この話はなんかふわふわとしながらも芯はあって重い話なんだけど、無事収まって良かった。
本当に読んでみなけりゃその辺分からないので、読んでみて下さい。

今日の一作vol.250 雪だるまは一途に恋をする…かわいいけど微妙。

雪だるまは一途に恋をする (二見書房 シャレード文庫)

雪だるまは一途に恋をする (二見書房 シャレード文庫)

季節が冬と夏しかなくなってしまい、犯罪は増え仇討ちが合法化された。
正当な仇討ち請負組織のメンバーだった琉と翼は組織を離れて暮らしていた。
冬、翼が家の前に雪だるまをつくる。
ユキと名付けて翼が甲斐甲斐しく面倒をみて話しかける。ユキはそんな翼に心をもらった。
翼と、翼とユキを暖かく見守る琉。
ユキは二人とも大好きだった。
ある日強硬派の組織が翼と琉を狙ってきた。二人とも撃たれ、翼は命を落とす。だが、翼はユキに琉を守ってと言い残す。
目が覚めるとユキは翼の体に入って人間になっていた。
驚くが琉の為にと懸命になる。


色々心を持ってしまう話はありますが、雪だるま、ですか。
ユキはとても可愛らしいし、琉のお好みの性格だったのでしょう。
雪だるまだったときのユキだって好きだと言われてもそれは、うーん。
翼と琉が雪だるまに意義があるのは中編の話からわかるけど、恋愛までなるかといわれるとねー。
無理ありますねー。
人間になってからのユキはとてもいい子なんで、そこで惚れるのはわかりますけどねー。
近未来の話なんだから、人工知能が内蔵できる雪だるまだったとか、もう少し捻りがあってもよかったんじゃ?
まあ興味深い話でした。

今日の一作vol.249 恋にいちばん近い島…こんなとこで再会はご縁ですな!

恋にいちばん近い島 (ディアプラス文庫)

恋にいちばん近い島 (ディアプラス文庫)

恋人だと思っていた男に全財産を騙し取られた翠。人生リセットと、高収入のために、南の島で寮監兼料理人の仕事につく。島の固有種を守るために研究者しかおらずスマホも通じず、本土からの船は3日に一度。そんな赴任先で出会ったのは、中学の時に初めてつきあった彼。相変わらずカッコ良くて無口ながらも優しいムギにやっぱり大好きと想いが再燃する。
そんななか島の固有種の密売事件が起きて。

翠の気持ちが共感できる。
中学の時に親にバレて、ムギは北海道だし、子供同士で遠距離恋愛を親の目を盗んでというのは無理だよね。
そこで家出してしまうのも凄いしそのまま生き抜いたのも凄い。バイタリテイを感じる。でもムギ以上に好きになれる人もなく、また再会するのも翠の引きなのかな。
ムギが表情も薄くて無口だけど、それがいいし、それだから言って欲しいことも言ってくれない、と、うごうごしちゃうの分かるわ。
でもまあちゃんとこれからはラブラブでよかった。
室長じゃないけど、また少し離れてムギの写真と寝てる翠ちゃん見てるのは切ないよねー。
ほんわかな気持ちになるカップルだわ。

今日の一作vol.248 美しい義兄…どんだけツンなんだか

美しい義兄 (キャラ文庫)

美しい義兄 (キャラ文庫)

老舗和菓子メーカーの若社長・司は、義弟の冬至をことさら意識していた。
冬至は容姿も素晴らしく人柄も温和で人づきあいも如才ない。何をやらせても難なくこなす彼はだが、父の横暴ゆえに一般社員としか扱われない。
司は冬至に、自分には出来ないことを難なくこなすことや男として抱かれることに喜ぶ自分を自分で卑下しているということなどの複雑な感情から辛く当たっていた。
そんなある日、昔つきあっていた堂本が本社に戻ってきて冬至をアシスタントとして使いたいという。
父のワンマン経営は業績を落としていて、跡を継いだ今、才覚のある者を登用したいという気持ちはあったが、なかなか出来ないことでこれを機に冬至との対し方も変えなくてはと思っていた矢先、義母が癌に倒れ。

何でこんな面倒くさい人間を好きなんだろうね。冬至は。
司も自分のどうしようもない性格を嫌だと思っていて冬至に嫌われているだろうと思っていたし、だからこそ余計に素直になれなかったわけで。
まあ義母のことや父親のことがなんとこなったら素直にちょっとだけなれて良かったね。
でもこんな面倒くさい人は恋愛は大変ですな。
┓( ̄∇ ̄;)┏ヤレヤレ。

今日の一作vol.247 うちの嫁がすごい~だって竜神~…ぬいぐるみサイズのかわいい竜神さまにチーカマを。

うちの嫁がすごい ~だって竜神~ (二見書房 シャレード文庫)

うちの嫁がすごい ~だって竜神~ (二見書房 シャレード文庫)

五十年に一度、竜神さまに生贄として海渡家の者が捧げられる。
カメラマンの脩平は本家の跡継ぎだが、赤ん坊を生贄にすると聞き自ら代わりを買って出た。
そして社で出会ったのは優しく愛くるしい竜神・蒼波。人型でもかわいいが、本体もぬいぐるみサイズ。聞けば時代なのか信仰心も薄れ、力も無くなりつつあるためだそうだ。
ずっと昔から見守ってきてくれた蒼波になにかしてあげられないかと、社に通い修理をしたりしながら蒼波と過ごすうちに、脩平は蒼波か愛しくてたまらなくなり。

ミニサイズの竜神さま、かわいい。
蒼波がお散歩するとかも想像すると可愛くてたまらない。
脩平がちゃんと人型でも竜神本体でも好きと言ってあげて良かった。
古くからのしきたりにはそれなりに意味はあるし、ちゃんと竜神さまを敬うのはいいのだけど、エスカレートしてくるのは困るよね。
因習って嫌よねー。
まあなんだかんだで、人間になれた蒼波。宝珠が砕けるときに、人の形で抱き合いたかったと思ったのが聞き入れてもらえたのか、よきよき。
チーカマ食べたくなりました。