ゆかのんかズよみごと!!

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今日の一作vol.73 人生薔薇色じゃないよね

幻冬舎コミックス 凪良ゆう著
「薔薇色じゃない」
薔薇色じゃない

阿久津と水野は大学時代に出会い恋に落ち、同棲し、5年付き合い、ささいなことから別れた。
その後仕事を通じて再会し友達づきあいを続ける。
嫌いになって別れた訳じゃない。
お互いそれぞれに仕事や恋愛や家族のことで悩みながらも日々を過ごし、別れてから十年、やっと二人は自分の気持ちに従うことにする。

普通の人達の紆余曲折する人生を見事に書いてます。
やっぱり凪良さんの話はいい!
二人の同棲生活なんかは普通の夫婦のあるあるですね。
阿久津の言い分もわかるし、水野の言い分もわかる。
そして若さ、経験のなさからくるものや、経験つんでからわかるもの。
人生色々あります。

この夏いろんなことがあって、このひと月だけでホントぐるぐるしてます。
ゆりかごから墓場まで的なことが、ええ。
この本はじっくり読みたかったので、発売から日が経ってしまったけど、とって置いてよかった。新刊ラッシュで急いて読んでたら、あまりジンとこなかったかも。
本当に人生何が起きるかわかりません。今できるすべてのことを全力でやることをお勧めします。まあ出きるかどうかは別にして。